誰でも紛争は好まないものですが、否応なしに紛争の当事者になってしまうことがあります。そのようなとき、いったいどうしたらよいのでしょうか。
これまでは、裁判所で解決すればよいと考えられていました。
しかし、裁判では痒い所に手が届くような解決ができないことが起こります。
なぜかというと、裁判所は原則として勝ち負けを決めるところだからです。
しかし、多くの紛争は、100対ゼロの勝ち負けを決めなくても、今さかんに燃えている紛争を解決すればよいというものがたくさんあります。
むしろ複雑な利害や権利関係をうまく調整して、ゆき届いた、納得のゆく解決をした方がよいと多くの人々は考えるようになってきました。
廣田尚久 紛争解決センターは、そのようなニーズにこたえるために、わが国で初めて弁護士事務所に設置するADR機関(裁判外紛争解決機関)です。
「紛争解決学」を創始した廣田尚久とその仲間たちが、これまでの研究と経験を生かし、納得のゆく、質の高い紛争解決をめざして、調停や仲裁などを行います。